・音に敏感でうるさい環境だといらいらしてしまうことがある
・人といると疲れるので1人の時間が好き
周囲の刺激を受けやすいHSPさんは、他の人が気にならないようなことでも疲れてしまうんですよね。
・こんな性格だから子育てをする自信がない
・泣いている赤ちゃんにいらいらしてしまうんじゃないか
このように悩んでいませんか?
私は現在10ヶ月の男の子を育てる1児のママですが、妊娠する前は
HSPだから子供を持つべきではないのかな、と悩んでいました。
うるさい環境が苦手なので泣く子供を相手にできるのか不安だったのです。
現在の私の心境をお伝えすると
子供を持ち、子育てを経験することができて(まだまだ始まったばかりですが!)
心からよかったと感じています。
その理由と、私の心境の変化について書いていきます。
・結婚当初は夫婦2人の生活でいいなと思っていた
・子供を持ちたいと思えば思うほどなかなかうまくいかない
・流産を経験 その9ヶ月後に妊娠が発覚
・HSPであろうがなかろうが子育ては大変
・(まとめ)大変なことは山ほど。でもそれ以上の幸せを感じる
・結婚当初は夫婦2人の生活でいいなと思っていた
もともと私は子供が好きなほうではありません。
子供が苦手、というか、どう接したらいいのかわからないし
大人相手のほうが話やすくてラク、という理由です。
友達の子供はかわいいけど、自分の子供がほしいとは思ったことはなく、
大好きな夫と2人でまったりゆったり生活していきたいなと思っていました。
旅行が好きだったので、結婚して1年間は月1,2回は旅行に行っており
北海道でスノボーや観光、四万十川や富士山のふもとっぱらでキャンプ、
沖縄、金沢、長崎、三重など、行きたかった場所はほとんど全て行くことができました。
夫は有給休暇を、私は仕事をやめたタイミングだったので自由に動けたよ
私は結婚するまで9年間正社員で勤めていたので、退職後の1年間は自分にとってすごく有意義に過ごすことができました。
そのあと就職活動をするにあたって、年齢が30歳ということもあり
“子供か仕事か”について随分悩みました。
就職してすぐに子供ができれば職場に迷惑がかかるし
かといって今すぐ子供が欲しいわけでもない。
今じゅうぶん幸せで、生活面でもメンタル面でも安定を好んでいたのでこのままの生活が続けばいいな、と思っていました。
HSPは目新しいことより安定や安心を求める傾向があるよね
私はHSPも自覚していたので子育てに自信がないというのも理由の1つです。
夫は私の気持ちを優先してくれていたので子供に関してもどっちでもいいね、という考えでした。
何度も考えた結果、
新しい職場へ迷惑をかけることになるかもしれないけど、流れに任せるということで
私は一旦就職する道を選びました。
・子供を持ちたいと思えば思うほどなかなかうまくいかない
就職を選んだものの、やはりどこかで子供を持ってみたいな・・と思うようになりました。
正直このときは自主的に子供が欲しい、というよりも
友達もほとんどママになってるしそろそろ私も・・という考えでした。
就職してから半年ぐらいったって排卵日を意識するようになりました。
もともと生理は遅れ気味だったので、もしかしたら、と思って検査薬を使いましたが
毎月陰性ばかりが続きました。
子供はいなくてもいいと思っていたはずなのに陰性が続く度に落ち込んでいる自分がいました。
もしかしたらこのまま授かれないかもしれない
ないものねだりと言われればそうなのですが、
このとき初めて子供が欲しい、育ててみたいと強く思うようになりました。
そして妊活を意識し出してからちょうど1年後、検査薬で初めて陽性を確認することができました。
・流産を経験 その9ヶ月後に妊娠が発覚
妊娠がわかったときはとても嬉しかったです。
病院で胎嚢も確認でき、次は心拍確認のため2週間後に来院。
ですが次の予約までの間に、仕事帰りの駅で大量に出血してしまいました。
すぐに病院に行きましたが、流産とのこと。
手術を勧められましたが自然に出すという選択をし、そこから2、3日はとても痛い思いをしました。
とても悲しかったですが、そのときは
痛い、もう嫌、なんでこんな痛い思いせなあかんのとしか思えませんでした。
その後は妊活からは離れ、仕事についても考え直し
ずっと興味のあったwebデザイナーの職業訓練校に通い、webデザイナーとしてパート勤務で就職することができました。
今までの職種とは全く違う、初めての、そして憧れの仕事で、日々学ぶことも多く毎日とても充実していました。
就職してから2ヶ月半後、妊娠が発覚しました。
前回流産してから9ヶ月後のことでした。
新しい仕事に挑戦したことで毎日が楽しく、妊活のことは考えていなかったのですが
授かるタイミングは本当にわからないものだなぁとつくづく感じます。
仕事は続けたかったのですがいろいろとあり、残念ながら退職という形になりました。
そして令和6年1月、無事に男の子を出産することができました。
そのときの感動は一生忘れません。愛おしくて幸せで、なにものにも変えられない大切な存在。
現在息子は10ヶ月になります。
・HSPであろうがなかろうが子育ては大変
もちろんかわいいだけではなく、子育ては大変です。
授乳しておむつを変えて寝かしつけて泣き止ますのに必死になっていたら1日が終わります。
もしHSPのことが気になって子供を持つことを迷っている人がいたら声を大にして言います!
HSPじゃなくても子育てはみんな大変。助け合いが必要。
HSPさんってイレギュラーなことが起きると焦ってしまいますよね?
子育てなんてイレギュラーなことばっかりです(笑)
育児書に書いてある通りなんて進まない。
自分が寝たいときに寝れないし泣き声はうるさいしいらいらもします。
子育てってそんなもんです。
こんなもん、ってわかっていれば繊細で刺激を受けやすいHSPさんだって大丈夫。
子育てに向いている人なんていません。
みんな初めてでわからなくて必死にやっています。
HSPさんにアドバイスがあるとすれば、
インスタは見ない。
同じ月齢でこの子はこんなことができているのにうちはできてない・・
と比べてしまいがち。
夜泣きや寝返りやはいはいのスピードなんて100人いれば100人違います。
歯の生える時期も離乳食の進み具合もみんな違います。
あなたと子供のペースで子育てを楽しんでください。
・(まとめ)大変なことは山ほど。でもそれ以上の幸せを感じる
子供が3ヶ月ぐらいになるまでは自分の時間なんて少しもありませんでした。
おおげさじゃなく、ほんとに少しもなかったヨ
置いたら必ず泣く子だったのでずーっと抱っこ。抱っこしながら自分も休む程度。
トイレに行くのもままならない、私がお風呂に入る間は夫にみてもらっていましたが、夫だとギャン泣きするので私も焦ってしまい適当に流してすぐ抱っこ。
今思えば泣き止まそうと必死になりすぎていたんですよね。
でも、赤ちゃんだってどんどん成長していきます。
初めて抱っこじゃなく布団で寝てくれたときの感動は今も忘れない・・!
初めてにっこり笑ってくれた顔、初めての寝返り、初めてのはいはい、つかまり立ち・・
我が子の成長は本当に本当に嬉しいし幸せです。
この成長を見守れるのはママやパパの特権。
仕事でも達成感とかやりがいとか感じると思いますが、
子育てのやりがいってそれとはまた違う、比べることのできない嬉しさがあります。
そのとき大変だったことも必ず終わりはあります。
子育て=大変、自分の時間がない
自分の趣味や好きなことだけにお金を使いたい
確かにそうかもしれません。
でも人生100年時代、そのうちの18年間、子育てに力を注ぐのも悪くないのではないでしょうか?
大前提として
結婚や子育てを経験すべきだ、と推奨しているのではありません。
ライフスタイルに正解なんてありません。どんな生き方もいい。
あくまでも一個人の例として、
HSPで子供を持つか悩んでいる人の参考になってほしいと思います。
そして
子供は授かりもの、これは身をもって経験しました。
子供のいる生活が全てでもない。
私も、もし子供を授かっていなければ
デザイナーとしてもっといろんな経験をして充実していた日々を送っていたと思います。
考えすぎず、流れのままに、でも自分を見失わず、自分らしいライフスタイルを確立していってほしいと思います。
私もですがHSPさんは考えすぎてしまうんですけどね(笑) 人生死ぬまでの暇つぶし!!と言い聞かせてる
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